まずは気持ちが落ち込む原因を知りましょう。何がきっかけで気持ちが落ち込むのかが分かれば、対処もしやすくなるはずです。
気持ちが落ち込む原因としてまず挙げられるのが、仕事の失敗です。看護師は難しい仕事なので、どこかでミスが起きてしまうこともあります。自分の失敗によって周囲に迷惑がかかってしまったことに対して落ち込む人も多いようです。また、それについて怒られたことに大きなショックを受ける場合もあるでしょう。せっかく頑張ったのに怒られてしまったことがショックで、気持ちを上手く切り替えられなくなります。
大きなミスをすると、また同じようなミスをしてしまうのではないかと思い込んでしまうケースもあります。時間が経過しても過去の失敗が頭から離れず、ネガティブな感情から抜け出せなくなるケースも少なくありません。
人間関係のトラブルも気持ちが落ち込む原因の1つです。特に仕事の場合、毎日同じ上司や同僚と顔を合わせます。その人が苦手な場合、常にネガティブな感情を抱きながら働くことになります。人間同士なので好き嫌いがあるのは当然です。しかし、人間関係を改善したいのにも関わらず、それが叶わなければ大きなストレスを感じることになり、余計に気持ちが落ち込むでしょう。もし、信じていた相手から裏切られるようなことがあったら、立ち直れなくなってしまうかもしれません。嫌な思いをした経験から新しい人間関係に対して臆病になり、さらに周囲との関わりが希薄になる可能性もあります。
自分が到達したい目標に対して、それが中々達成できない時も気持ちが落ち込んでしまいます。大きな目標であればあるほど、達成できていない自分に対して無力感を覚えるでしょう。自己評価が下がると、劣等感や嫉妬といったネガティブな感情に陥りやすくなります。
体調が関係している可能性もあります。特に注意が必要なのは、ホルモンバランスの乱れです。女性の場合、月経周期によってホルモンバランスが変化するため、それによって体調が崩れるケースも少なくありません。また、忙しく日々を過ごす中で、生活リズムや栄養バランスが乱れてしまい、それが気持ちの落ち込みにつながることもあるでしょう。
体調が悪化すると、自ずと気持ちは落ち込みマイナス思考に陥ってしまいます。普段なら気にならないことでも、なぜか気に入らないと感じる瞬間もあるでしょう。物事に対して過剰に反応してしまい、気持ちを切り替えられなくなります。