切り替えられない場合の弊害とは

気持ちが切り替えられない弊害

気持ちが切り替えられない弊害

気持ちを切り替えられないと、どういった弊害が出てくるのかを知りましょう。リスクを知った上で対処法を学ぶことが大切です。

様々な弊害がある

人間は感情によって行動が左右されます。集中している時はパフォーマンスが上がりますが、気持ちが落ち込んでいると判断力や行動力が鈍り、様々なミスが発生します。看護師の場合、1つのミスが患者の命に関わる可能性もあるので注意しなければなりません。また、上司からの叱責や患者からのクレームで落ち込むこともあります。ストレスを溜め込むことで、本来持っていた仕事に対する責任感が薄れてしまうリスクもあるでしょう。
気持ちの切り替えができずネガティブな感情に支配されていると、周囲からの協力も得られなくなります。上手くいかないことがあっても前向きに仕事に取り組む人と、「自分はできない」「相手が理解してくれない」という考えにとらわれている人、どちらの方が周囲から協力を得られるかといえば、当然後者です。ストレスが原因で周囲に対して攻撃的になることで、人間関係の悪化につながります。

同じようなミスが発生する

仕事でミスをしてネガティブな感情になるのは当然のことです。自分に対する悔しさもあるでしょう。しかし、それをいつまでも引きずるのは危険です。不安な気持ちを払拭できないと、また同じようなミスが発生します。小さなミスがきっかけで、大きなストレスを溜め込んでしまわないようにしましょう。過去の失敗にとらわれ過ぎると、同じような場面が訪れた時に判断を誤るリスクが上がります。同じミスをしないという意味でも、気持ちの切り替えは必須です。

周囲に悪影響を及ぼす

気持ちの切り替えができず落ち込んでいると、自分だけでなく周囲にも悪影響を及ぼします。落ち込んでいる雰囲気を感じ取り、励ましてくれる人もいるでしょう。しかし、いつまでも落ち込んだままなら、相手もあきれて声をかけてこなくなります。そもそも、過度に気を遣わせること自体が周囲にとっては迷惑です。ストレスによって攻撃的になっているのであれば、なおさら迷惑でしょう。
仕事でのストレスは、プライベートにも影響します。仕事のことが頭から離れず、プライベートで生じるコミュニケーションも面倒になり、その結果人間関係が悪化します。仕事をしていれば、何らかのストレスを感じるのは当然です。落ち込んでしまうこともありますが、いつかは切り替えなければなりません。気持ちが切り替わるのをいつまでも周囲が待ってくれるわけではないので、自分で上手く対処する術を知りましょう。

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