どうしても気持ちを切り替えられないなら転職も視野に入れよう

転職した方がいいケース

まずは、今の職場で働き続けるかどうかを判断しましょう。例えば、ストレスによる体調不良が続いていないでしょうか。吐き気や発疹などの体調不良が続く場合、精神的に疲弊している可能性があります。頭痛や肩こりが続いている場合も注意してください。単なる眼精疲労ではなく、人間関係や労働環境に対する気持ちの落ち込みが原因かもしれません。仕事のミスが増えている時も、一旦冷静になって考えてみましょう。自分では気持ちを切り替えているつもりなのにミスが減らないのは危険な状態です。ミスが続き周囲から叱責される回数が増え、さらにネガティブな感情に陥ってしまうリスクもあります。
仕事のストレスは睡眠にも影響します。不眠症や早期覚醒だけでなく、休日は1日中眠り続けてしまう人も注意が必要です。本格的な睡眠障害を発症する前に医師に相談し、仕事によるストレスが原因なら転職しましょう。また、ストレスの影響は食生活にも及びます。食べる量が変化するだけでなく、食事そのものが億劫になり、味を感じなくなってしまいます。食事が偏ることでさらに体調が悪化するかもしれません。
喜怒哀楽の感情が希薄になり、趣味を楽しめなくなるような状態であれば、早急に環境を変える必要があります。好きなことにも取り組めないのなら、うつ状態に陥っている可能性があります。その原因が仕事なのであれば、必ず転職しましょう。

転職の際は慎重に

仕事が辛いと感じ、転職するのは決して悪いことではありません。しかし、辞めたいと思ったからといって、すぐに退職するのはおすすめしません。転職先が決まらない状態で退職すると、より辛い状況に陥るリスクがあるからです。収入のない状態で転職活動をすると、冷静な判断ができなくなります。「とりあえず内定を出してくれたところに転職」といったことになると、後々後悔する確率が高いです。そのため、今の仕事をこなしながら休暇を利用しつつ、転職活動を進めましょう。
転職活動を始める際は、プロの力を借りることをおすすめします。気持ちを切り替えて転職先を探せるだけでなく、自分の置かれた状況や転職先に求める条件などを客観的に判断できます。

まとめ

以上が、転職をした方がいいケースと、転職する際の注意点です。今の職場では気持ちの切り替えができず心身が疲弊していくだけなら、思い切って転職しましょう。環境を変えることで、新たな気持ちで仕事に取り組めます。